● ボン書店

ある方のブログを読んでいたら
面白そうな本が紹介されていたので早速購入。
1930年代、自分で活字を組み、
印刷し、好きな詩集を刊行していた
小さな小さな出版社があったそうだ。
それがボン書店。発行人は鳥羽茂。
が、その出版社の記録は残っておらず
幻となり、瀟洒な本だけが残された。
著者は短い生涯を書物にかけた鳥羽茂という人の
背景、書物の舞台裏の物語を探し、
書き綴っているものだ。
モダニズム時代の若者の情熱を
知りたいと思った。
そして、装丁の美しさも気になる。
本の写真も中で見ることができるが
とてもモダン。
読みすすめていくのが楽しみだ。

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